フィリピン国歌と歴史 歌詞・日本語訳

フィリピン国歌

フィリピン共和国/Republic of the Philippines

フィリピン共和国の国歌『Lupang Hinirang 最愛の地』は、フィリピンがスペインからの独立宣言を行った1898年に、ジュリアン・フェリペ(Julian Felipe)により作曲された。

1898年当時のフィリピン国歌には歌詞がなかったが、Jose Palmaにより1899年に発表された詩「Filipinas」の一部が歌詞として用いられ、その後は何度か改訂を繰り返し、現在の国歌の形が完成された。

なお、フィリピンはその後40年以上アメリカの植民地となり、英語が公用語として用いられていたため、フィリピン国歌の歌詞にも英語版(スペイン語も)が存在したが、ナショナリズムの高まりを受け、1998年に国歌の歌詞はフィリピン語(フィリピノ)のみに統一され、英語版とスペイン語版は以後使用されなくなった。

フィリピン国歌の成立や歌詞とも関連するフィリピンの歴史については、以下の歴史解説ページで簡単にまとめているので適宜参照されたい。

フィリピンの歴史

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フィリピンの文化

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「ビガンの街は、彼ら日本人の『愛』によって救われたのです。」
ブラック・ナザレ祭 フィリピン
フィリピンの首都マニラにあるキアポ教会で毎年1月に開催

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歌詞の意味・日本語訳

Bayang Magiliw
Perlas ng Silanganan,
Alab ng puso
Sa dibdib mo'y buhay.

最愛の国 東洋の真珠
心に燃やし続ける熱情

Lupang hinirang,
Duyan ka ng magiting,
Sa manlulupig,
'Di ka pasisiil.

選ばれし国 勇者達の眠る地
いかなる征服者にも屈せず

Sa dagat at bundok,
Sa simoy at sa langit mong bughaw,
May dilag ang tula
At awit sa paglayang minamahal.

海 山 蒼天
詩の如き壮麗さを放ち
愛しき自由への歌を奏でん

Ang kislap ng watawat mo'y
Tagumpay na nagniningning,
Ang bituin at araw niya
Kailan pa ma'y 'di magdidilim.

汝の御旗は勝利への輝き
決して曇ることなき星と太陽

Lupa ng araw, ng luwalhati't pagsinta,
Buhay ay langit sa piling mo;
Aming ligaya, na 'pag may mang-aapi
Ang mamatay nang dahil sa 'yo.

栄光と愛情の地
汝の腕の中に天国はあり
汝を脅かす者あらば
この命 喜んで汝に捧げよう

国家データ

首都 マニラ Manila
面積 299,404km²
人口 87,857,473人(2005年)

関連ページ

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メロディはフィリピンに伝わったスペイン民謡との説がある。